入所施設からの地域移行を意識した「意思決定支援」と呼ばれるものについて
知り合いから聞いた話だが、入所施設に対して、国が地域移行に向けた意思決定支援をするように言ってきているらしい。その話を聞いて、「へぇ~」と思って、少し考えたこと。そもそも@@@@に向けた意思決定支援というのが変だけど、ほんとうにその入所施設で暮らしたいのか、それとも施設を出て暮らしたいのかを本人の気持ちを確認するプロセスを作ることは大切だと思う。それを「意思決定支援」と呼んでいいのかどうかも微妙だ。國分功一郎さんは、その言葉に懐疑的だと表明していて、その理由には一部、うなずける部分もあるが、ぼくはそんなに強く否定する必要もないかなぁとも思う。
ともあれ、どんな風に暮らしたいのかを確認するというのは一度聞いて終わりというようなものではないはずだ。おそらく数年かけて、入所施設のスタッフと一緒に考えていくというようなプロセスを必要としているのではないかと思う。
気持ちの揺れもあるだろうし、体験してみなければわからないこともある。とりわけ、言葉の理解が苦手な人たちには体験が必要だと思う。そして、その地域での暮らしの体験は、実現可能で、自由で、地域での暮らしのそれなりの大変さと同時に、それなりに楽しい経験も出来るように設定して欲しい。これを準備するのはそんなに楽なことではなく、かつ、本人が地域での暮らしを経験してみたいと考える、その地域とのしっかりとした連携や、その地域での準備が必要になる。だから、そこに年単位の時間はどうしても必要とされるだと思う。そして、それは原状では国を始めとして、受け入れ先での自…
