『移住女性が切り拓くエンパワメントの道』読書メモ

まず、ウェブで拾った情報


から転載

===

『移住女性が切り拓くエンパワメントの道―DVを受けたフィリピン女性が語る』

IMADR-JCブックレット11


編集:カラカサン―移住女性のためのエンパワメントセンター・反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)

発行:反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)

発売:解放出版社 定価:1,200 円+税

2006年刊


本書は、DVの被害を受けた移住女性が語るエンパワメントの記録である。5人のフィリピン女性が経験したドメスティック・バイオレンスの実態は?女性たちがその被害経験を乗りこえ、切り拓いたエンパワメントの道とは? 移住女性の経験の共有から見えてきた日本社会の構造的な問題を問い、既存の社会、コミュニティ、人と人との関係の変革と、オルタナティブなあり方についても提言する一冊(日英合本)。


目次

* はじめに カラカサン―移住女性のためのエンパワメントセンター

* エンパワメントの語り部たち 森田 ゆり

* 「被害者」という殻を破って―語りはじめた移住女性たち 稲葉 奈々子

* 移住女性が切り拓くエンパワメントの道―DVを受けたフィリピン女性が語る レニー・トレンティーノ

* あとがきにかえて―立ち上がり、つながるマイノリティ女性 原 由利子

===


ずっと前にレニーさんから購入して、そのままになっていた。

何かの偶然で開いたら、森田ゆりさんも紹介の文章を書いていた。

そして、調べたら『季刊ピープルズ・プラン』40号2007年秋号には青山さんが書評を書いていた。

(これはPP研のサイトで公開してほしい書評のひとつでもある)


森田ゆりさんの紹介文から抜書き

===

 エンパワメントとは、人は誰でも皆生まれながらにしてさまざまなのすばらしい力(パワー)を持っているという信念から出発する考え方である。その力のなかには人とつながろうとする力、喜びや悲しみや怒りを感じる力、自分を癒す力、そして逆境をはねかえす力もある。たくさんの力を内に持つあなたという存在は、ただ生きているだけでもうあまりにも尊い存在なのである。しかしあなたは生きているだけではダメで、成功しなければ、何者かにならなければとの無言のプレッシャーに背中を押されつづけてきた。自分はだめだ、もっとがんばらなければと叱咤激励しつづけてきた。

 エンパワメントの出発点は、長所も短所もひっくるめて、まずはまるごと自分を受け入れ、いとおしむことにほかならない。それは言うほどたやすいことではない。本書に記録された女性たちが、貧困や暴力的環境を生きぬいた末に、その出発点にたどり着いた物語は読む者の心を揺さぶらないではいない。

===



実は中身についてはまだ読んでいない(笑)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • このブログでのエンパワメントについてのまとめ

    Excerpt: このブログではエンパワメントといえば、森田ゆりさんである。 ぼくが他を知らないのと、彼女の定義が気に入っているから、もうそれはしょうがない話だ。 Weblog: 今日、考えたこと racked: 2014-02-12 05:51