気になっていること
コメントを書いてる余裕がないのでURLと転載のみ
長編音楽ドキュメンタリー「荒木栄の歌が聞こえる」
http://www.youtube.com/watch?v=_V7HKeD3ho0
アマルティア・セン:危機をこえた資本主義
http://d.hatena.ne.jp/okemos/20090318/1237304475
南京大虐殺 南京事件を描いた映画「ジョン・ラーベ」の日本公開を求める署名
http://www.shomei.tv/project-897.html#detail
ホナガヨウコ 音体パフォーマンス(2001-2007)ダイジェスト映像/honagayoko performance
http://www.youtube.com/watch?v=zgKgdDH5DqU
<農村文化運動 No.192>
都市が<村の暮らし>に学ぶ時代
――世界経済危機と「ローカリゼーション」への転換
懐かしい未来ネットワーク編
はじめに
世界金融危機から世界同時不況へ。日本も深刻な影響を被っているが、膨大な投機マネーによる金が金を生み出すようなカジノ経済も異常なら、財政赤字や貿易赤字も意に介さずモノを大量に消費しまくるアメリカへの輸出に依存して金もうけを追求してきた、外需依存の実体経済もまた異常ではないだろうか。
貧困層対象のサブプライムローンや債権の証券化という金融派生商品開発の手法は私たちを驚かせたが、これら非常識的な商品は、実体経済の限界を超えて効率よく金をもうけようという思惑から生まれてきた。実体経済もカジノ経済も、暮らしに必要なものの生産や消費から乖離した、無限の金もうけに動機づけられている点で共通なのである。
そこで今、求められているのは、自然も人間も貨幣そのものまでも商品化し、経済成長のためには食料の安全保障も顧みずに自由貿易化をすすめるような経済のシステムを根本的に転換し、新しい地域の暮らしを、農を土台に、創造的に創っていくことではないか。
それはおそらく世界共通の課題である。そこで本号では、本誌188号に登場していただいた懐かしい未来ネットワークの協力を再び得て、脱グローバリゼーションと地域づくりについて特集をした。
第Ⅰ章でISECのヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんは、現代のグローバル経済の仕組みを構造的に把握をして克服方向を見定めることが重要だとしつつ、コミュニティ的な分かち合いの関係を地域に作っていくことや、自然や命との深いつながりをいま一度取り戻すことが人の幸福に大事だとし、その運動を食と農から始めることを提起している。
そして第Ⅱ~Ⅲ章では、日本の食と農による地域づくりを、新しい価値観で地域に力をつけていくローカリゼーションの観点から紹介。188号では中山間地での取組みを取り上げたが、本号では、農家の指導による非農家の農的生活など、都市民に生の充実をもたらしつつ自らの経営も存続させていくような都市農業の取組みに重点を置いている。
また緊急提言は、危機的状況の克服とローカル化推進についての同ネットワークの提言、農文協のあとがきは、農家の自給の思想や創造性、日本の農村の独自性をふまえることの重要性の提起である。合わせてお読みください。
(社)農山漁村文化協会
------------------------------------------------------------------------
□「目次」は以下の通りです。
序 懐かしい未来ネットワーク代表 鎌田陽司
Ⅰ グローバルからローカルへ ISEC代表 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
1 グローバリゼーションをめぐる10の神話
2 ローカリゼーションの政策と実践
Ⅱ 「食と農」の取組みで都市にコミュニティを創り、地域の文化を創りだす
ジャーナリスト・出版社コモンズ代表 大江正章
1 大泉 風のがっこう
2 今治市の食と農による地域づくり
3 元気な地域の共通点と、豊かさの新たな指標
Ⅲ 実践報告 「地域のチカラ」を育む
報告1 「市民皆農」を旗印に「耕す市民」を育てる<日本第二の大都市>横浜市の取組み
横浜市環境創造局北部農政事務所農業振興担当係長 森 能文
報告2 農家女性の視点から「地域の力」を発揮する方法を考える
吉備国際大学社会学部准教授 靍(つる) 理恵子
Ⅳ 緊急提言
景気回復よりも、セーフティ・ネットの充実とローカリゼーションへのシフトを!
懐かしい未来ネットワーク運営委員 加藤久人
1 経済グローバル化は日本人を豊かにしたか
2 景気対策より、セーフティ・ネットの緊急整備を
3 急変の混乱を避けつつ、他者とともに生きる定常型社会へ移行
――「ローカリゼーション」の道
農文協のあとがき――農家の「自給論」とローカリゼーション
農文協「農村文化運動」編集部
1 農家の「自給論」の展開
2 農家に学び文化運動をすすめる農文協
3 ローカリゼーションをすすめるうえでの留意点
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▼ご注文は農文協清水あて、郵便番号、ご住所、ご氏名、電話番号を明記して、必要部数をお書きのうえ、お送りください。
雑誌は、請求書・振替用紙付きでお送りいたします。
学習会などに20冊以上まとめてご注文のばあいは、2割引きにさせていただきます。
『農村文化運動』192号・特集「都市が<村の暮らし>に学ぶ時代
――世界経済危機と『ローカリゼーション』への転換」
A5判・96頁 定価600円 送料100円
上記の記事が「面白いかも」って思ったら、この下にある「人気blogランキングへ」というのをクリックしてください。
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クリックしてくれた人数のランキングです。クリックするとランキングのサイトに飛び、うんざりするような排外主義ブログのタイトルの山を見ることになります。こんなランキングに登録するバカバカしさを感じないわけでもないんですが、・・・
でも、クリックしてもらえるとうれしかったりもします。
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アマルティア・セン:危機をこえた資本主義
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南京大虐殺 南京事件を描いた映画「ジョン・ラーベ」の日本公開を求める署名
http://www.shomei.tv/project-897.html#detail
ホナガヨウコ 音体パフォーマンス(2001-2007)ダイジェスト映像/honagayoko performance
http://www.youtube.com/watch?v=zgKgdDH5DqU
<農村文化運動 No.192>
都市が<村の暮らし>に学ぶ時代
――世界経済危機と「ローカリゼーション」への転換
懐かしい未来ネットワーク編
はじめに
世界金融危機から世界同時不況へ。日本も深刻な影響を被っているが、膨大な投機マネーによる金が金を生み出すようなカジノ経済も異常なら、財政赤字や貿易赤字も意に介さずモノを大量に消費しまくるアメリカへの輸出に依存して金もうけを追求してきた、外需依存の実体経済もまた異常ではないだろうか。
貧困層対象のサブプライムローンや債権の証券化という金融派生商品開発の手法は私たちを驚かせたが、これら非常識的な商品は、実体経済の限界を超えて効率よく金をもうけようという思惑から生まれてきた。実体経済もカジノ経済も、暮らしに必要なものの生産や消費から乖離した、無限の金もうけに動機づけられている点で共通なのである。
そこで今、求められているのは、自然も人間も貨幣そのものまでも商品化し、経済成長のためには食料の安全保障も顧みずに自由貿易化をすすめるような経済のシステムを根本的に転換し、新しい地域の暮らしを、農を土台に、創造的に創っていくことではないか。
それはおそらく世界共通の課題である。そこで本号では、本誌188号に登場していただいた懐かしい未来ネットワークの協力を再び得て、脱グローバリゼーションと地域づくりについて特集をした。
第Ⅰ章でISECのヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんは、現代のグローバル経済の仕組みを構造的に把握をして克服方向を見定めることが重要だとしつつ、コミュニティ的な分かち合いの関係を地域に作っていくことや、自然や命との深いつながりをいま一度取り戻すことが人の幸福に大事だとし、その運動を食と農から始めることを提起している。
そして第Ⅱ~Ⅲ章では、日本の食と農による地域づくりを、新しい価値観で地域に力をつけていくローカリゼーションの観点から紹介。188号では中山間地での取組みを取り上げたが、本号では、農家の指導による非農家の農的生活など、都市民に生の充実をもたらしつつ自らの経営も存続させていくような都市農業の取組みに重点を置いている。
また緊急提言は、危機的状況の克服とローカル化推進についての同ネットワークの提言、農文協のあとがきは、農家の自給の思想や創造性、日本の農村の独自性をふまえることの重要性の提起である。合わせてお読みください。
(社)農山漁村文化協会
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□「目次」は以下の通りです。
序 懐かしい未来ネットワーク代表 鎌田陽司
Ⅰ グローバルからローカルへ ISEC代表 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
1 グローバリゼーションをめぐる10の神話
2 ローカリゼーションの政策と実践
Ⅱ 「食と農」の取組みで都市にコミュニティを創り、地域の文化を創りだす
ジャーナリスト・出版社コモンズ代表 大江正章
1 大泉 風のがっこう
2 今治市の食と農による地域づくり
3 元気な地域の共通点と、豊かさの新たな指標
Ⅲ 実践報告 「地域のチカラ」を育む
報告1 「市民皆農」を旗印に「耕す市民」を育てる<日本第二の大都市>横浜市の取組み
横浜市環境創造局北部農政事務所農業振興担当係長 森 能文
報告2 農家女性の視点から「地域の力」を発揮する方法を考える
吉備国際大学社会学部准教授 靍(つる) 理恵子
Ⅳ 緊急提言
景気回復よりも、セーフティ・ネットの充実とローカリゼーションへのシフトを!
懐かしい未来ネットワーク運営委員 加藤久人
1 経済グローバル化は日本人を豊かにしたか
2 景気対策より、セーフティ・ネットの緊急整備を
3 急変の混乱を避けつつ、他者とともに生きる定常型社会へ移行
――「ローカリゼーション」の道
農文協のあとがき――農家の「自給論」とローカリゼーション
農文協「農村文化運動」編集部
1 農家の「自給論」の展開
2 農家に学び文化運動をすすめる農文協
3 ローカリゼーションをすすめるうえでの留意点
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▼ご注文は農文協清水あて
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『農村文化運動』192号・特集「都市が<村の暮らし>に学ぶ時代
――世界経済危機と『ローカリゼーション』への転換」
A5判・96頁 定価600円 送料100円
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