尊厳ある縮退研究会について
忘れないように、フェイスブックのコメント欄と脱成長ミーティングのMLに送った文章をここに残しておきます。
以下、コメント欄に書いたもの
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縮退が嫌われる資本主義社会。
成長の掛け声だけがいまだに声高に響き続けています。
しかし、成長だけを追い求める時代ではないはず。その成長・とりわけGDPで測る経済成長を追い求める社会で、その原理からは外れる人の生存が脅かされていると感じています。
そういう意味で、尊厳死をめぐる危うい言説と経済成長を追い求める社会はまっすぐにつながっているのではないかと思うのでした。
経済成長を追い求めない(=脱成長)を考えるとき、「尊厳ある縮退」というのは外せない話だと思いました。
なので、参加している脱成長ミーティングのMLにいま、以下のメールを書いて送ったのでした。
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ご存じの方もいるかもしれませんが、
ぼくは「尊厳ある縮退研究会」という研究会があるのを、いま知りました。
尊厳ある縮退研究会
https://sites.google.com/view/shrinking-lab/home
上記のホームページの冒頭には以下の文章が書かれています。
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私たちのコミュニティは、この先どうなっていくのだろうか?
日本各地のコミュニティが同じ問いに直面し不安を抱えている。
すでに過疎化した集落は消えていくだけなのだろうか?
人々が暮らすということ、人々が暮らしたという時間と空間は、何の尊厳も認められずに消えていくだけなのだろうか。
いったいどうすれば不安が解消されるのだろうか?
尊厳をもって未来に何が伝えられるであろうか?
理論に支えられた有効性のある実践に、今、ここから取り組んでいきたい。
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また、この研究会のWEBサイトにある概要も興味深い泣いy方でした。研究会での具体的な地域に根差した取り組みなどの紹介がありました。
https://sites.google.com/view/shrinking-lab/%E6%A6%82%E8%A6%81
脱成長を考えるうえで、尊厳ある縮退というのは避けて通れないテーマ。一度、脱成長ミーティングでも話を聞けたらいいなぁと思ったのでした。
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