『食べる経済学』メモ
以下の読書メモを読書メーターに残していたことを、ブログ( https://tu-ta.seesaa.net/article/202209article_4.html )の既読のLOGが教えてくれた。1年半前の22年の夏のものなのに、すっかり忘れていた。
以下、こちらにもコピペで残しておく。タイムスタンプはすべて2022年
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以下、こちらにもコピペで残しておく。タイムスタンプはすべて2022年
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PP研で開催されている読書会のために読んだが、読了が間に合わなかった。本の冒頭で市場システムが持ち上げられるが、次の章からは、ずっと、何もしないで市場にまかせていればいいという話ではない、という例が出てくる。市場をベースにしながら、地球環境や健康にいい「食べる」「食べ物を生産する」ありがたを人々が選ぶためにどうしたらいいか、という話が描かれている。しかし、遺伝子組み換え以外の遺伝子操作を無条件で肯定しているのはどうかと思った。
PP研で行われた読書会の中田さんによる詳しい報告はhttps://food-mileage.jp/2022/08/02/blog-389/中田さんはマイルドに報告を書いているが、この本には決定的に欠落している視点があるように思えてならない。
09/07 03:43
そして、市場が支配しているこの社会で、ローカルな地域循環を軸とした社会にどのように転換していくかという具体的で実現可能なロードマップを書くことに誰も成功していない。気候危機で破滅に向かう社会にブレーキをかけることに失敗しているだけでなく、こんな状況で戦争が行われ、危機は深化いていく一方だ。破滅を見届けるしかないという絶望的な気分にもなってくる。まあ、ぼくが生きている間には破滅することはないだろうけど。しかし、あきらめたらゲームオーバーなので、見えない可能性にかけて、できることを続けるしかない。
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