福祉労働175号メモ(2023秋冬)読書メーターからコピペ(追記あり)

福祉労働175号(2023秋冬)読書メーターからコピペ。一部、誤字訂正。

1月末行われた立岩真也さんの追悼集会のとき、知り合いのS山さんから白崎朝子さんの「重度訪問介護ヘルパーの労働裁判――岐路に立つ自立生活運動」という記事の話を聞いた。現代書館のM山さんに聞くと、荷物をしまった後ということで、地元の本屋・葉々社で購入。今日、読んだ。この記事は幹福祉会の不当労働行為に対する非正規ヘルパーAさんの裁判闘争の報告がメインの記事。タイトルにあるように自立生活運動は岐路に立っている。S山さんも言っていたが、考えなければならない課題は多い。これを共同作業で行っていく必要があると思った(続く

tu-ta

続き)特集1「障害の社会モデルから人権モデルへ」というタイトルについては安易すぎると思った。アンハラッド・ベケットさんの主張にぼくは同意していて、その二つは「…から…へ」と説明できるものではなく、相補的なものであるはず。https://tu-ta.seesaa.net/article/202108article_5.html先日、ベケットさんの話を聞く機会があり、その思いを強くした。また、雑誌に掲載されている川島さんの文章は川島さんらしい精緻なものだが、読みやすさに欠けて、結論もわかりにくい(続く

02/17 05:46
tu-ta

続き)しかし、この特集の他の人の文章はまだ読んでいないのでコメントできない。そうそう、現代書館のM山さんもこの特集のタイトルのつけかたには不満げだった。ちなみに、上記の白崎さんの記事は【〈特集2〉グループホームの大規模化と地域移行】に含まれるんだけど、これも他はまだ読んでない。また、この号のメインの市川X荒井対談もこれから読む。この雑誌の目次は https://gendaishokanshop.stores.jp/items/657fbdf70e0729002d78938b (続く

02/17 07:11
tu-ta

白崎さんの記事には幹福祉会に取材した様子は書いてなかった。幹福祉会の主張も聞いてみたいと思った。また、【障害者運動を知り尽くした活動家が重度訪問介護事業を「ビジネス」として展開する動きもある】と書かれている。これは(株)土屋の話かと思う。土屋も分裂して、別れたほうの事業所のことはわからないが、(株)土屋はそれなりにまじめに事業展開してるのではないか。この文章自体は肯定とも否定ともとれない中立的な書き方だが、これが置かれている文脈は否定的なもの。そこも白崎さんの見解を聞きたいと思った。

02/17 07:20
tu-ta

そうそう、書き忘れた。この号のグラビアページはヒビノクラシ富士見台カフェ。このグラビア取材の日のメニューもカレーだったとか。ヒビノクラシの児玉さんは元カレー屋で、本格的なカレー、食べさせてもらったとき、ほんとにおいしかった。また食べたいなぁ。


追記
社会モデルと人権モデルを語るとき、テグナーさんとベケットさんたちの議論・論点を整理して、提示するという方法がわかりやすいのではないかと思った。


この記事へのコメント

加辺正憲
2024年02月19日 19:03
鶴田さんお久しぶりです。私は元気です。ブログ変わったのですね。白崎さんの記事も含めていろいろ連絡とったほうがいいかなと思い連絡しました。近々またお会いできたらと思います。よろしくお願いいたします。加辺。
tu-ta
2024年03月02日 06:41
加辺さん、連絡します。
白崎朝子
2024年06月10日 23:52
白崎です。記事お読みいただきありがとうございます。ご指摘のように、〆切間際に依頼されたため、幹福祉会の直接取材はしておりませんが、周辺取材はしています。周辺取材をした上で、幹福祉会を擁護できないと思いました。最高裁では原告の完全勝訴でした。

また(㈱)土屋に関しては、私は分裂する前の初期の非常勤職員でした。代表とも長い付き合いでした。もちろん現場の個々のヘルパーさんたちはがんばっていると思います。しかしながら、根本的な問題があると思います。このあたりはメールでは書けませんが、私の著書に匿名で書いています。
加辺さんとは毎年、厚労省交渉をご一緒しています。