3月17日 移住してきた子どもの母語教育に関する映画上映会@六郷工科高校

昨年、紹介されて、やってみたいと思っていた移住してきた子どもの母語教育に関する映画上映会が実現します。
平日の日中という参加しにくい日程なのですが、現役の六郷工科高校の高校生の参加しやすい時間設定となっています。

以下、案内です。

~~~~~~

移民と母語をテーマにした映画

「はざまー母語のための場をさがして」

In Between-In Search of Native Language Spaces-

上映とトーク

日時:2025年3月17日(月) 15:30~17:00

場所:都立六郷工科高等学校 5階 視聴覚室

   東京都大田区東六郷二丁目182

   会場へのアクセス

   京浜急行線雑色駅から歩いて3分、国道15号線(第1京浜国道)沿い

  来校の際は公共交通機関をご利用ください

参加費:なし(無料)

言語:音声は日本語、英語の字幕あり

内容:東京をはじめ日本の地域社会で暮らす外国ルーツの人々や家族を取材して、母国と日本を往還する人々の母語や多文化共生に関わる考えや生活を丹念に追った40分間のドキュメンタリー映画です。監督は、映像作家でもある朴基浩さんです。
映画の予告編は
https://youtu.be/hL1_Zvyfdqc

トーク:田中雅子さん(上智大学 総合グローバル学部 教員)

田中さんは、ネパールで長く働いたことから、ネパール語の通訳として日本の学校に通う子どもたちと関わっています。しかし、日本に来てからネパール語の読み書きを忘れてしまう子どもが多いことに気づきました。外国ルーツの子どもの母語教育を家庭だけに任せるのではなく、日本の地域や学校で日本語や英語以外に、彼らの母語を使う機会を増やしたいと考えています。

日本と出身国を往来する移民の子どもの社会再統合を見据えた言語教育―母語・公用語の補習教室を地域の「多文化共生」の拠点に(MICLE)というプロジェクトの代表として、母語教室の必要性を伝える映画を作ったり、マジョリティである日本人も、多言語の図書に触れることができる多言語図書館活動に関わったりしています。

MICLE プロジェクト     https://miclelanguages.com/

多言語図書館プロジェクト https://mubik.jp/

主催:東京都立六郷工科高等学校

共催:

  • 一般社団法人OCNet
  • 特定非営利活動法人IWC国際市民の会
  • トヨタ財団国際助成「日本と出身国を往来する移民の子どもの社会再統合を見据えた言語教育―母語・公用語の補習教室を地域の『多文化共生』の拠点に」プロジェクト

後援:多文化共生教育ネットワーク東京(TEAM-Net

申込:以下の申し込みフォームから
   https://docs.google.com/forms/d/16SssfOtFjNL9aILlXIQPa24pgpm7WRs0baifv-mlmk4/

 または、PEG02114@nifty.com OCNet琴崎)までメールで氏名、所属をお知らせ下さい。



この記事へのコメント